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ブログ 2018.04.13

奇跡の一本松

  こんにちは。焼津店山本です。

この春、晴れて高校生になった愚息に「中学の卒業旅行はどこに行きたい?」と尋ねてみたところ「東北に行きたい!」との事で、岩手、宮城、福島と小旅行に行ってきました。わんこそばから始まり盛岡八幡宮、世界遺産の奥州平泉・中尊寺と行き、夕方にもなってきたので仙台へ牛タンでも食べに行こうかと思っていたら、愚息から「奇跡の一本松を見てみたい!」と。私自身東北の震災はTVや雑誌でしか見たことがなく復興の状況もどうなっているのかな?という気持ちから「行ってみよう!」と陸前高田まで車を走らせてみました。

途中、津波の浸水域の標識があり、こんな高いところまで津波が来ていたことに大変恐怖を感じました。さらに、奇跡の一本松の近くの駐車場に着くとまわりに何もない事にも大変驚きました。

2011年の東日本大震災から7年経ちました。私はもっと復興が進んでいるものとばかり思っていました。この地域の浸水区域の地盤のかさ上げ、大規模な防潮堤、復興道路、、、。まだまだやる事はあまりにたくさんありそうです。

何とも言えない気持ちになり、奇跡の一本松を目指して歩きました。

奇跡の一本松まで行ってみるとなんとも胸が切なくなるような光景で7年経った今なのに震災の怖さを改めて痛感しました。

2011年、3月11日。2万人近くの命が奪われた、あの日。
現実とは思えない津波の映像を前に、言葉を失った、あの日。

月日は流れ、それぞれが日々の生活に追われ、私の心の中からも震災というものは遠くなっていました。

今回の旅行で感じることができた思い、自分にもまだ何か出来ることはあるのか、をもう一度よく考えてみたいと思いました。

 

静岡県はマグニチュード8クラスの巨大地震で、その発生の切迫性が指摘されています。

まず、わたしは地震に対しての認識をより深め、最大限耐え得る強い構造設計をして地震から身を守れる家をつくれるように意識をより高めていこうと思います。

 

最後に、まだまだ支援が必要だと感じたからには東日本大震災を風化させず何か行動を起こしてみようと思います!!

東日本大震災災害復興支援 がんばろう日本!

 

http://minnade-ganbaro.jp/wasurenai/

 

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