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ブログ 2023.09.02
こんにちは。焼津店の鈴木です。
お施主様と間取りのお打合せの時に「勝手口は要る?要らない?」という質問を受けました。
昔はたいていの家の台所にあった勝手口。
サザエさんの家では、酒屋さんなどの御用聞きがやってきますが、現代の家で勝手口は必要でしょうか?
勝手口を付けるとして、一番に考えられるのは、ゴミ捨てではないでしょうか。
キッチンから出るゴミは臭いであったり、濡れているものも多いので
出来ればリビングなどを通らずに外に出したいものです。
またゴミを外に保管したいなら、勝手口からすぐに外に出せれば便利です。
家庭菜園をやっているご家庭であれば、土がついた野菜を外から直接台所に持ち込むことも出来ます。
勝手口が洗面所近くにあれば、外から汚れて帰って来たときに、玄関を通らずに洗面所に行ければ便利そうです。
このように使い方はそれぞれの生活スタイルによって変わってくるでしょう。
勝手口を検討するときには、デメリットとメリットなども知っておくと良いかと思います。
先ずデメリットとして考えられるのは、
開口部が増えるので冬の冷気も入ってきやすくなります。
また外から出入り出来ると、防犯上も心配です。
そして基本的に費用もアップします。
付ける位置によっては、キッチンの収納スペースが狭くなってしまう事もあります。
メリットしては、先の様々な使い方や、採光が不十分な台所の場合
勝手口を付けることで、明るくなったり、風通しが良くなったりします。
例え使用頻度が少なくても、これらのメリットがあるなら、勝手口を検討しても良いかと思います。