Yamaguchi Design

焼津店の稲垣です！！

先日オープンしたモデルハウスの内壁で使用している漆喰（エスタコウォール）のご紹介をしたいと思います。

漆喰の主原料は「石灰石」。
石灰石を高温で焼いたあと水分を加えると「消石灰」が出来ます。運動場のラインにも使われる白い粉末です。
日本ではその「消石灰」に布海苔やスサ等を混ぜたものが漆喰といわれています。

今回はエスタコウォールという材料を使用していますが、こちらも日本の漆喰同様「石灰石」が主原料です。ヨーロッパの大地で採掘された石灰石を高温で焼いて出来た消石灰に石灰質骨材、色素等を加えて製造し、ヨーロッパで古くから今日まで広く使われてきた歴史ある伝統の西洋漆喰です。

吸放湿性能

エスタコウォールは高温多湿な日本の気候風土に大変適した塗り壁材です。
内壁材は吸放湿性能がたいへん高く、室内の湿気を吸収してくれます。
塗り厚1mmに満たない、塗料のような人工的な塗り壁材と、しっかりと塗り厚のあるエスタコウォールでは、例えば、お風呂上りに薄いタオルで体を拭くのと、分厚いタオルで拭くのを比べるかのような違いが出てくるのです。

放蓄熱性能

エスタコウォールは多孔質構造で、断面が呼吸し続けます
 冬場の室内温度を暖かく保ちます。これはエスタコウォールの多孔質構造が空気の層をつくることで蓄熱すると思われます。
夏は涼しく冬は暖かい、エスタコウォールの壁は、省エネ効果も期待できます。

そのほかにも汚れにくさや自浄作用があったり化学物質を吸着するなど様々な効果があります。

健康に、快適にすごせるお家を是非体感しにモデルハウスにお立ち寄り下さい！

お待ちしております。