ブログ 2018.02.10
こんにちは 焼津店 桑原です。
本当に寒い日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、地盤調査を行いました。少し、地盤調査について記載します。
構造物を建てるときに地耐力を測り、欠陥が起こらないよう安全に建てることが出来るか調査することを「地盤調査」と呼びます。
地耐力とは、地盤がどの位の重量を支えられるのか・地盤の沈下にどの程度抵抗力があるのかを数字で示したものです。
土台である地盤に欠陥があると、地盤が沈下して家が傾くといった大きな問題を引き起こす可能性があります。
そのため、不同沈下などの問題を事前に防ぎ、安全に家屋を建てるために地盤調査が行われます。
不同沈下とは、地盤が構造物や周辺物に対して水平ではなく沈下することにより、建物や基礎が傾斜することです。
建物の傾斜により、ドアが閉まらない等の日常生活への支障や基礎の亀裂・耐震性の低下といった問題が発生します。
建築基準法の面から見ても、地盤調査は実質的に義務化されています。
平成12年の建築基準法改正に伴い、地耐力に応じた構造が規定されたことによって、
新しく建築物を建てる際には地盤調査が実質義務化されました。(建築基準法施行令第38条)
少し長くなってしまいましたが、建築の際にとても重要な工程となります。
目には見えない部分ですので、しっかりとした調査・対策が必要となります。
調査機械です
土に入る寸前です
調査中です
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